お悩みから探す|専門医が支える歯周病治療|豊島区千川駅の千川いまい歯科クリニック
歯の痛み・歯茎の痛み
歯の痛みは大きく2つに分けられます。1つは歯そのものが原因(むし歯など)で起こる痛み、もう1つは歯茎や周辺組織の炎症(歯周炎、親知らずなど)からくる痛みです。同じように「歯が痛い」と感じても、患者様一人ひとりで原因や症状の出方は異なります。適切な治療を進めるためには、痛みの性質や場所を丁寧に確認し、慎重に検査・診断を行うことが大切です。
考えられる原因
歯の着色・変色
「歯の色が黄ばんでいる」「黒ずんで見える」など、歯の色に関するお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。コーヒー・赤ワイン・お茶などの色素が強い飲み物を頻繁に摂取することで起こる着色や、加齢・喫煙・服用している薬の影響など、原因は様々です。歯の色が気になる場合は、まず原因を見極め、適切なケアや治療法を選択することが大切です。
考えられる原因
- 食習慣(コーヒー、赤ワイン、カレーなどの色素)
- 加齢による歯質の変化
- 喫煙(ヤニの付着)
- 薬の副作用(テトラサイクリン系など)
歯が欠けた
歯が欠けてしまうと、見た目が気になるだけでなく、食事中に食べ物が挟まりやすくなったり、口腔内や舌を傷つけてしまうリスクが高まります。また、放置するとむし歯の進行や歯周病の原因になる場合もあります。欠けた部分の大きさや場所によって治療法は異なりますが、可能な限り早めに受診いただくことが重要です。
考えられる原因
- 外傷(強い衝撃や転倒など)
- 歯ぎしりや食いしばりによる負荷
- 詰め物やクラウンの経年劣化
- 加齢による歯質の弱化
- 噛み合わせの不良
歯が抜けた
歯がぐらついている、もしくは突然抜けてしまった場合は、一刻も早い受診が望ましいです。歯が抜けた部分をそのままにしておくと、噛み合わせが乱れたり、隣の歯が移動してしまうことでさらなるトラブルを招きかねません。また、見た目や発音にも影響が出ることがあるため、早期の対応が重要です。
考えられる原因
- 歯周病による歯茎や骨のダメージ
- 外傷や強い衝撃
- 噛み合わせの悪さによる過度な力
- むし歯の重症化
- 加齢による歯槽骨の吸収
口内炎が治らない
口の中に痛みを伴う白い斑点や潰瘍ができた状態を「口内炎」といいます。免疫力の低下やビタミン不足、ストレスなどが主な原因ですが、ウイルスや細菌感染によるもの、あるいは歯の詰め物などが擦れて起こる場合もあります。症状が長引いたり、繰り返し起こる場合は早めに受診し、適切な治療と生活習慣の見直しが必要です。
考えられる原因
- 免疫力の低下
- ビタミン不足(特にビタミンB群)
- ストレスや睡眠不足
- 物理的な刺激(詰め物の不適合、被せ物の形状など)
- ウイルスや細菌感染
歯が染みる
冷たいものや熱いものを口にした時、「キーン」と歯がしみる経験はありませんか?これは「知覚過敏」と呼ばれ、エナメル質や歯茎が何らかの原因で傷つき、内部の象牙質が露出している状態です。しみる痛みは一時的なものでも、放置すると日常生活に支障をきたすだけでなく、むし歯など別の疾患を見逃すことにつながる可能性もあります。
考えられる原因
- 加齢やブラッシング圧による歯茎の後退
- 歯ぎしりや食いしばりによるエナメル質の摩耗
- 酸蝕症(酸性の強い飲食物の摂取)
- 不適切なブラッシングによる歯頸部の摩耗
- むし歯の初期症状
歯ぎしり
歯ぎしりとは、就寝中に無意識に歯を食いしばったり、上下の歯を擦り合わせたりする状態をいいます。過度なストレスや噛み合わせのズレが原因となることが多いですが、中にははっきりとした原因が見つからないケースもあります。歯ぎしりを放置すると、歯の摩耗や知覚過敏、顎関節症などを引き起こす可能性があるため、早めの対策が大切です。
考えられる原因
- ストレスや不安
- 食いしばりの癖
- 噛み合わせの不良
- 睡眠時の呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群など)
口臭が気になる
口臭は、むし歯や歯周病、歯垢や歯石の付着、食べかすの放置だけでなく、口の中が乾燥している場合や胃腸の不調、全身の病気など、多岐にわたる原因で発生します。自分では気づきにくいこともあり、人間関係や日常生活において大きなストレスになるケースもあります。
考えられる原因
- むし歯・歯周病
- 口腔内の清掃不良(歯垢・歯石)
- ドライマウス(唾液の減少)
- 胃腸や呼吸器系のトラブル
- 食生活や生活習慣
顎が痛い、動かしにくい
顎の痛みや動かしにくさは、顎関節症や咀嚼筋の緊張、関節内部の炎症などが考えられます。口を開けにくい、開閉時に痛む、カクカクと音がするなどの症状がある場合は、放置せずに早めに歯科を受診しましょう。悪化すると、食事や会話にも支障をきたす恐れがあります。
考えられる原因
- 顎関節症(関節ディスクのずれなど)
- 筋肉の緊張や炎症
- 噛み合わせの乱れ
- 歯ぎしりや食いしばりによる負担
当院での対応
- 問診、触診、レントゲンなどで顎関節と筋肉の状態を精査
- 温熱療法や超音波治療、スプリント療法など物理療法や補助療法
- 噛み合わせや歯ぎしり、姿勢など、根本原因へのアプローチ